プロジェクトＷＤ② それならば

そう　結婚パーティーまでに１か月しか時間はないのです
とりあえず　手作りのウェディングドレスについて　ネットで検索！


「最低３か月はかかるので　早めに準備しましょう」

「費用はドレスを購入することを考えれば安いでしょう」

「既製のドレスのようにはいきませんので　手作り感をふんだんに出していきましょう」

「洋裁未経験人はサイズが合っていないという仕上がりに　なりがちなので止めたほうが無難です」


などという記事を読んで不安ながらも　
えっそーなの？　そんな大層なものなら挑戦してみようじゃないの！
という気になりました

そもそもパーティを「手作り感満載にしたい」　という気持ちに揺さぶられてはいましたから　
その時点でガス栓が捻られ　シューッ　シューーー　
ネットで点火　ボッ　　　みたいな感じでしょうか








なんでも見つかる　本の〇善　で絶好の本を見つけました！
どれもシンプルでお洒落なデザインのドレスばかりで
作り方のノウハウが丁寧に書かれています　



長身でスレンダーな彼女に似合いそうなデザインは？
かなりな美貌の持ち主なので　顔が映えるように顔周りはシンプルなもの

お店の床を引きずることなく　広がりすぎないスカート
私が憧れて叶わなかった　床までのヴェール
ビスチェ！　ビスチェ！　と言っていたＯＧ氏の意見も取り入れて・・・


デザインは決定！！







そしてそれぞれ必要な生地の種類と用尺を書いたメモをもって　いざ日暮里へ

ここは繊維の問屋街で　種類豊富な上に安くて有名です
店員さんはたぶん　デザインや縫製を学んでいる学生さんのバイトかな？
こちらの相談に親身に乗ってくれて　とても感じが良かったです

ドレスのサテン生地にしても　わずかな光沢の加減で　上品だったり華やかだったり
オーガンジーという薄い透ける生地にしても　素材によってハリがあって広がりすぎたり
光沢がうるさ過ぎたりと　いろいろで　独りでは決めかねてしまうとこでした

一通りの材料が思っていたより　安価で調達できました


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

プロジェクトWD ① まさかの発注

夫がお世話になっている ライブハウスの店長が 入籍をしたという
おめでたいニュースを耳にして　久々にほっこり気分になっていたところ
仲間内では「みんなでお祝いしよう」　という計画があることを知りました
いつもより少しゴージャスなライブの祝会なんでしょう　と思っていました

しかし　とあるライブを観にいったところ
　
「ええとぉ ウェディングドレス作ってもらえないですかね？」

初めは何を冗談を言っているのか？　よく解りませんでした
みんなお酒も入っていたし　ざわざわいろんな音がしていたし
でもどうやら彼らが話しているのは ドレスの素材やらデザインやらではありませんか!?


えーーーーっ　　マジか　!!　

ガーーーーーン　 ZZZ((((( ゜ o ゜)))))ZZZ



今だから言うと　正直血の気が引くのを感じていました
私の力と言ったら　いいとこアロハシャツだし・・・
ただのロングな白いワンピースになってしまうんじゃないか・・・
突然の非現実的で夢のような注文に　ちゃんとした返事が出来ず・・・


帰宅して夫に言ったこと

「今日のライブ行くんじゃなかった・・・」

「とんでもないこと頼まれちゃった気がする」




とりあえず　自分に出来るんだろうか？　
何かヒントになるものって　あるのかしら？

期限まで１ヶ月　ぐずぐず考えているヒマはないのです


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

シャツ

夏が来ると想い出す・・・・・
のではなく 作り出す!!

今年もシャツやらチュニックやら





浴衣地の和ロハです
夏らしい萩と鈴虫の柄です
女性ものの柄で男性のシャツを仕立てるのは
粋でお洒落なんですよ

そもそもアロハとは　日系移民が着物をくずして作ったものですから
なんともしっくり出来上がるのです

浴衣の生地はよく風を通してくれるので
夏の一枚!　優れものだと私は思っています







「絞り」の生地でチュニックを作ってみました
まったくもって日本らしい!!









ついに　「Atelier de R」　の織りネームをつけました♪



下の2着はハワイのプリント生地輸入のお店から仕入れた生地です

音楽雑誌を見ていたら・・・
「ウクレレの神様」と慕われているH.Oさんが
同生地のアロハをお召しになっていました　　ひゃほ～　



















うふ、これでいつでも

夏 ! ! !　　 　 いらっしゃい ! ! !

忍耐

少し前にネット注文した「段ボールでつくる龍」

忙しくて手をつけられずにいましたが

ようやく・・・

制作時間は35分と書いてありますが

写真のみの説明書を見ながら・・・なかなかはかどりません　






細かい　細かい!!

どーしてこんなに細かいのだぁーーーー!!

ピンセットとカッターも使ってぇーの










なんとか完成しましたが

一時間半ちかく要してしまいました　

キルト

10年ぶりにハワイアンキルトにハマりました

かつてはクッションカバー・バッグ・ポーチなど
一気に作ったものですが
純日本家屋に引っ越して　ライフスタイルが変わってから
熱が冷めてしまっていました




ハワイアンキルトの手順はと言いますと・・・


①土台生地にアップリケ生地を乗せてしつけをします
　アップリケの縁を2～3ミリ折り込みながらかがります　








②アップリケができたらキルト芯を裏生地とでサンドし
　全体にしつけをかけます








③アップリケの際をキルティングして立体感をつけます

④アップリケの上と土台の部分にもキルティングしていきます








⑤すべてのキルティングが終わったところです　








⑥縁をバイアスでくるんでバーを通すようにしたら
　タペストリーの完成です 　(出来上がり寸法70×70㎝)

　ウミガメは穏やかできれいな海にしか生息しません
　だからハワイでは「平和の象徴」として愛されています
　　

　







ほかにもティッシュカバーとポーチも作ってみました

苦業

スワロフスキーのギター　キットがあまりにも素敵だったので

ついやり始めてしまいました


近いものを見るだけでもメガネを要する者が

手を出してはいけない分野でした


解説図は複雑で　途中で止めたら訳が解らなくなるし

極小ビーズに糸を３回も４回も　通さなければいけないところがあり

発狂寸前!　何度も放り投げそうになりました


そうして１時間半

やっとこさ完成しました　


かわいい　



だけど　今後いっさいビーズはやらないでしょう・・・

日本の夏

日本の夏　　　金チョーの夏　　(^^ゞ

ではなく　節電の夏



首筋にへばりつく髪がうっとうしかったので

２０年ぶりにショートカットにしてみました

似合うとか似合わないとかは別にして

あ～～　なんて涼しいんでしょ!



夏といえば浴衣にうちわなんて風情がありますね

でもなかなか浴衣をまとって優雅にはしてられません

せっかくの日本文化を少しでも　暮らしに取り入れようと

浴衣地でシャツを縫ってみました



浴衣アロハ　　

なかなか渋くていい感じに仕上がりました








定番の紺　細かい幾何学模様は落着きがあります

襟元の開襟と丸ポケットがアロハなのです　








これはおそらく女性物の生地でしょうね

よく見るとこのデザインは馬の柄です

浴衣にしては　ちょっと斬新です

襟はスタンダードなシャツカラーでスッキリ　








お洒落なリサイクル浴衣を見つけました

昔の和裁はとても丁寧にしっかり縫われていて

糸をほどくのもなかなか根気のいる仕事でした

古い薄物の生地ですが　とても軽くしっかりしています

ですから仕上がりは　超涼しい!!

こちらもスタンダードシャツカラーで

竹柄の縦ラインを生かすために　ヨークなしで身頃をとっています



なで肩の夫にはスタンダードカラー

いかり肩の息子には開襟

夏の浴衣男子　　って気分です