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ぬくもりのあるハンドメイドが好きです
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R子
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女性
自己紹介:

祖母・母と三代にわたる手芸好き

とことん手作りにこだわりたい!

縫い物、人形、羊毛フェルト

イラスト、消しゴムはんこ など

福祉用具の制作もしています
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先週の土曜日 ふと窓を開けると
一羽のスズメが 目の前の門柱の上でうずくまっている

それは体も一回り小さい子雀 飛べないでもじもじしているのだ
目は怯え 乱れてボサボサの羽はおさまりが悪く
壁にもたれようと 体を摺り寄せている
声も細々と ヒヨ〜 ヒヨ〜と頼りない

近くでは仲間か親が 心配そうに飛び回っている
まだまともに飛べないところを カラスにでもやられたんだろうか・・・
立てないの? ここまでやっとこさ飛んできたの?
(前にも窓ガラスに激突してきたムクドリがうずくまっていたり、
カラスにやられたハトがここで息絶えていたことがあったので、すぐにそう思ってしまった)


雨がだんだん強くなる予報だった
情けない鳴き声は 悲鳴のようにも聞こえる
鳥の扱いはよくわからない上に 野生のスズメ
私たちの出る幕はなく はがゆい気持ちだった
ただ心配で 何度も外を眺めるだけ

あ、 庭の石の上に移動できたんだ
あ〜 線路脇の土手に向かって ヨタヨタ歩いてる

夜になって強い雨の音
ヒヨ〜 という声がかすかに聞こえた
もうダメなんじゃないかな・・・ そう思っていた



そんなことも忘れかけていた昨日の火曜日
出かけて帰って来た私の目の前に

ふわぁ〜   っと降りるものがあった

玄関マットの上に あのスズメの子が立っているではないか !

私はしゃがんで あれこれ話しかけてみた
その距離は1メートルもない なのにちっとも逃げる様子はなく 
ヂュン ヂュン と濁った声を返してくる
羽を広げたり閉じたりしてみせる
まるで 元気になったよ! って言ってるようだった

お母さんいないの? と聞いた瞬間
垣根のふもとに隠れていた 親スズメらしきが飛び立った

その後を追うように 低空から塀すれすれに子雀も追いかけて行った
まだまだ頼りない飛び方だけど なんとかなりそうだね
外的攻撃を受けたのではなく 飛ぶ練習中だったようだ


こんなのって 偶然 !?
筋書きが上手すぎるよと 不思議な思いにもなったけれど
小さな命の無事を知ることができて とてもうれしかった

また植木の虫でも食べに来るよ と家人が言う
楽しみに待っていよう [emoji:i-274]
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