Atelier de R

郵便局へ行ったときのこと　自動ドアの前を通ろうとしたら　
表から２歳にも満たないくらいの男の子が　つたない足どりで走ってきた
自動ドアが開いた瞬間　その子は靴が脱げて座りこんでしまった
自分でもびっくりしたらしく　一瞬放心状態
辺りに親と思われる人影がない

もしも運悪く　ドアが誤作動などして閉まっていたなら
その子の首　もしくは頭を挟まれていた
小さい子の体重など知れたもの　あり得ない話ではない

思わず抱きかかえ　靴を拾って中に連れ込んだ
膝の上にその子を座らせて　靴を履かせた（自分で履けない年のようだ）
「ママはどこにいるの？」と聞くと　指をさしてまたたどたどしく走っていく
ママと聞いて　急に恋しくなったんだろう

そのママは壁の向こう側にある　ATM機を使用中だった
「なにやってんのよっ！」と子どもに向かっていきなり怒った
子どもは今の訳を説明できるはずもない

後ろを気にするでもなく　自分の行きたい所へさっさと行く母親
その後姿を必死に追いかける子ども
『親の背を見て子どもは育つ・・・』
と言うけれど　まったく意味がちがう
こういう親にかぎって　事故が起きたときに
自分の監督不行き届きは棚に上げて　
設備の不備などと　騒ぎ立てるにちがいない

子どもに無関心な親　どうしてなんだろう　
この男の子がどういう風に成長していくのか・・・
あぁ・・・　

2008/01/13 (Sun) 日常 Trackback() Comment(2)

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「放任」と「過干渉」

[色:0000FF]今の親の中には「放任＝放し飼い」と「過干渉＝関わり過ぎ」がいます。やがて社会的バランスを崩し、ニートなってしまったり・・・。

先日も某所で、子供に怒鳴っていた親の声を聞いてがっかり。「子供を大人と対等に叱責しても仕方ないのに」と。[/色]

おっぴん 2008/01/13(Sun)11:32:21 編集

＞おっぴん

いずれにしても親の自己中ということでしょうね。
自分が育てられた環境に大きく関わるようですし・・・
人の振り見て我が振り・・・気をつけよっ！　です。

R子 2008/01/14(Mon)07:36:51 編集

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